こんにちは！
川口のWEB屋テダスクのToshi Seitoです。
今回は、レンタルサーバーではとても人気のあるエックサーバーで、サブドメインのみを使ってホームページを立ち上げ、運営する方法について説明していきたいと思います。
今回のシチュエーションは、
メインで使っているレンタルサーバーでWEBサイトの表示、メール送受信を行っている状況で、サブドメインだけは別の契約のエックサーバーで運営したいという要望にこたえるものです。
こういう状況というのは少なくはありませんが、エックサーバーのドメインの管理の仕方が少し特殊なため、サブドメインだけではホームページの表示ができないという間違った情報も出てるくらい、説明が公にされていないので今回は具体的にやり方を説明したいと思います。
尚、今回のやり方についてはエックサーバーさんに確認の上やり方として問題ないと確認いただいております。
エックサーバーにルートドメインを追加
エックサーバーの「サーバーパネル」にログインします。
まず、エックサーバーの仕様上、親のドメイン（ルートドメイン）を登録しないとサブドメインを作る事が出来ませんので、まずこのサーバーで親のドメインを使わないとしても、機械的にルートドメインを追加します。
※ここでルートドメインを追加したからといって、（ネームサーバーをエックサーバーに向けないことには）現在他のサーバーで使っている親のドメインには何も影響は起こりませんのでご安心下さい。
ドメイン設定の画面に移動したら、「ドメイン設定追加」タブをクリックします。
「ドメイン名」にルートドメイン（例で言うとtedask.com）を入力。
無料SSLと高速化のオプションについては不要のためチェックを外しておきます。
全て完了したら、「確認画面へ進む」をクリックします。
するとこんな風に「ネームサーバーがエックスサーバー指定のものになっていません」という表示になりますが、これでOK（ルートドメインはサブドメインを追加するための仮の登録のため）ですので、画面下の「追加する」をクリックします。
無事ドメインの追加が完了しました。
何度も言いますが、このルートドメインはエックサーバーでは使えません。あくまでサブドメインを登録するための仮の登録ということを覚えておいて下さい。
ちなみに、ドメイン一覧を見ると
このように、反映待ちとなりますが、これは反映させる予定はないのでこのままの状態で大丈夫です。
エックサーバーにサブドメインを追加
ルートドメインの登録が完了すると、サブドメインの作成が出来るようになります。
サーバーパネルトップに移動して、サブドメインのメニューをクリックします。
サブドメインの設定画面に移動したら、「サブドメイン設定追加」タブをクリックします。
設定対象ドメインが先程登録したルートドメインである事を確認して、作成したサブドメインを入力します。
その他は基本的にそのままでOKなので、「確認画面へ進む」をクリックします。
「追加する」をクリックします。
すると登録が完了して、SSLの設定に失敗と表示されます。
これは、ネームサーバーを管理しているサーバーでDNSのゾーン設定でエックサーバーに設定し（例えばAレコードでエックサーバーのIPアドレスを指定する）、WordPressか何かしらのアクセスできるファイルをアップロードして、待てば無料SSLが有効になります。
以上でエックサーバーでサブドメインのみで運営する設定方法を完了します。
まとめ
今回はエックサーバーでサブドメインのみで運営するための設定方法について説明しました。
よくあるレンタルサーバーの場合は、サブドメインをルートドメインとして登録して使えることが多いのですが、エックサーバーに関しては、ドメインがディレクトリになるという仕様があるため、どうしてもルートドメインの登録が仮でも必要となります。
もし、サブドメインのみでの運用方法や設定が上手く行かないなどがあれば、マンツーマンレクチャーでご相談に乗れますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
以上、「エックサーバーでサブドメインのみでホームページを運営する方法」でした！
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