プラグイン開発・活用

【プラグイン】バックアッププラグインBackWPupの設定から外部ストレージに保存、復元する方法

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

BackWPupはWordPressのバックアッププラグインとしては、個人的に最も信頼できるものだと思っています。

理由は、WordPress本体を含む全ての生ファイルをそのままバックアップするためです。

今回はBackWPupをおすすめする理由から、設定方法から外部ストレージに保存する方法、そして復元までの一通りについて共有したいと思います。

そもそもプラグインでバックアップを取る理由

WordPressを運営している人によっては、ホスティング(レンタルサーバー)のバックアップがあるので、わざわざWordPressをプラグインでバックアップする必要はない、と思っている方も少なくないと思います。

実際のことろ、私自身WordPressを10年以上運営をしていて、バックアップがなくて困った、ということ自体は数えるほどしか有りません。

そのため、レンタルサーバー自体で障害もおこらないのだから、ホスティングのバックアップで十分という考えも否定できません。

しかしながら、大手企業の運営するWebARENAというレンタルサーバーで2026年5月に障害が発生し、対象のサーバについては以下のようにバックアップデータからの復旧ができないという説明が有りました。

<2026/5/10 20:10時点>
現在、セキュリティ専門会社による解析も交え、原因および対策の特定を目的とした調査を実施しております。
調査やサービス再開には1カ月以上を要する可能性がございます。進捗があり次第速やかにお知らせいたします。

なお、サービス再開に向けた具体的な対応方法および再開時期については、現時点では未定となっております。
また、現時点の状況においては、サービス提供に必要な安全性を十分に担保できないため、バックアップデータからの復旧についても困難な状況です。
お客さまには多大なご不便・ご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/40363461379863–2026-5-10-SuiteX-dc70-etius-jp-%E3%81%AE%E6%8F%90%E4%BE%9B%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-6-4%E6%9B%B4%E6%96%B0

このように、もし仮にWordPressでバックアップを取っていない状態であれば、データは全てなくなってしまいます。

また、この障害の場合、WordPressのプラグインでバックアップを取っていたとしても、もし保存場所がWordPressのディレクトリ内だった場合もバックアップを取っていたとしても、消えてしまい復旧ができないということになってしまいます。

そのために、やはり保険としてWordPressでバックアップは取るべきですし、保存先は外部ストレージ(DropboxやGoogle drive)に設定するべきだと思っています。

なぜBackWPupがバックアップにおすすめか

外部ストレージへのバックアップの大切さを知って頂いたところで、どのWordPressのバックアッププラグインがおすすめかということになりますが、1番おすすめしているのはBackWPupです。

このプラグインは、サーバー上に保存されているWordPressをそのまままるっと保存してくれます。またデータベースもそのまま保存してくれます。

このような生ファイルを保存してくれると、LAMPの環境(PHPが動くサーバー)であれば復元することができます。(PHPのバージョンを合わせる必要があることと、データベース上のドメインの置き換えは必要ですが)

一番大きなのは、WordPressのコアファイルを含んでいることです。

WordPressのコアファイルというのは、WordPressのバージョンなどそのままの状態で保存されていることをいいます。

例えば、別のWordPressのバックアッププラグインで初心者におすすめしているのがUpdraft Plusというプラグインがあります。

このプラグインは、実はバックアップにWordPressのコアファイルを含んでいません。

どういうことかと言うと、バックアップをしているのは、プラグインや画像データ、テーマファイル、データベースです。

つまり、BackWPupは、そのバックアップファイルがあれば復元はできますが、Updraft Plusの場合は、WordPressの管理画面にログインした状態でないと、復元ができないわけです

別の例えを挙げると、WordPressのバックアップをするためにバックアップをUpdraft Plusで取ったとします。

WordPressのバージョンアップを完了したとします。

もし、不具合が見つかった場合に、前のバージョンに戻したいと思って復元した場合どうなるかと言うと、プラグインやテーマのファイルの状態はバックアップの状態に戻りますが、WordPress本体のバージョンは前のバージョンに戻ることは有りません。

これば、WordPressのコアファイルのバックアップを取っていないという話です。

そのため、やはり当時のWordPressの状態に戻すためにはやはりBackWPupが一番おすすめということになります。

BackWPupのインストールからバックアップの設定まで

それでは早速インストールから、バックアップの設定まで進めていきます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

プラグインの新規追加画面でBackWPupと検索窓に入れて、BackWPupをインストールします。画像では英語になっていますが、気にせずインストールをクリックして、インストールが終わり次第、有効化バタンをクリックしてください。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

初期設定画面に移動したら、ファイルとデータベースにチェックが入っていることを確認して、Save & Continueをクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

バックアップの頻度ですが、これはもしほぼ毎日のようにブログ記事などを投稿する場合はDailyで、もし月一回程度投稿する場合は、Weeklyがおすすめです。

ほとんど触らない方はMontlyでも良いと思います。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

次にバックアップを取る場所を選択しますが、冒頭で話した通り、Website Serverだとレンタルサーバーに保存することになってしまうため、Dropboxを選択します。(ちなみにGoogle driveはDropboxの有料契約が必要ですのでDropboxがおすすめです)

Dropboxを選択すると、Dropboxのアプリ認証コードを取得というボタンが出てくるので、クリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

この画面の前に、Dropboxアカウントのログイン画面になる人もいると思うので、保存先にするDropboxアカウントにログインしてください。

そして、BackWPupがDropboxに接続する許可を与えるために、許可をクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

すると、コードが表示されるのでコピーします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

WordPressのタブに戻ると、ポップアップがでているので、認証が完了しましたをクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

Dropboxのアプリへのアクセスの下の認証コードに先ほどコピーしたコードを貼り付けます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

そのコードを貼り付けた部分を下の方にスクロールすると、バックアップの設定があります。ファイルを格納するフォルダーがもし、ランダムな英数字になっていたらサイト名やドメインなど自分が理解できる名前に変更しておきましょう。

その下のMax backups to retainというのはいくつ前までバックアップを残すか、という設定です。初期設定では15になっていますが、もしWeeklyの場合は15週間前まで残すという設定になります。約3か月半というところでしょうか。

3か月前まであれば十分かなと思いますが、心配な方は半年前の26でも良いかなと思いますが、その分容量も増えてしまいますので、容量がいっぱいにならない数で調整してもらえればと思います。

設定が終わったら、保存&接続をテストをクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

Dropboxに色がつくので、無事接続完了です。Save & Continueをクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

すると、最初のバックアップが自動で始まるので、完了まで待ちましょう。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

無事完了です。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

BackWPupのトップページに戻ると、先程設定したバックアップの設定があります。次回のバックアップスケジュールを確認することができます。

また、Backups Historyには、先程保存したバックアップが表示されます。Stored onがDropboxのアイコンになっていれば外部ストレージへの保存が成功しています。

以上でバックアップの設定から保存までになります。

BackWPupの復元方法

次にバックアップから復元する方法について書いていきたいのですが、まずは本当に復元サれているかわかるように、最新版にバージョンアップをします。バックアップは先程実行済みです。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

現在のバージョンは6.0になっています。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

またプラグインやテーマの更新があり、全部で11ほど更新が必要な状況ですので、一旦全て更新してしまいます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

ということで、バージョンは2026年6月10日現在最新のWordPress7.0で、先程のプラグインやテーマの更新は全て完了した状態になりました。

バックアップの復元方法

それでは、バックアップから復元する方法について説明していきます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

左メニューのBackWPupの設定をクリックすると、Backups Historyが表示されます。

復元したい作成日の、Actionsの三点ボタンをクリクすると、ダウンロードというメニューが表示されますのでクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

お待ちください…という表示が出ます。もし、いつまでもダウンロードが始まらない場合は、直接DropboxからZipデータをダウンロードしたほうが早い場合もあるので、状況に応じてデータをダウンロードしてください。

ちなみに、Actionsの三点ボタンにバックアップを復元するというメニューがあったことに気づいた方もいると思いますが、これは、有料版の場合にこのメニューから一発で復元ができますが無料版はできないので今回のように先にバックアップファイルをダウンロードする必要があります。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

ダウンロードが完了したら、三点ボタンのバックアップを復元するをクリックするか、左メニューのRestore backupをクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

この画面になったら、バックアップファイルをドロップアンドドラッグかファイル選択をします。

すると、データの展開が開始されます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

展開が完了すると、何を復元するかを聞かれるので、基本的にはFull Restoreで全て復元を選択してください。

必要に応じてデータベースのみ、ファイルのみの復元もできます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

データベースの接続情報が表示されますが、ここは特に触らず続行をクリックします。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

Startをクリックして復元を開始します。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

そうすると、ファイルが表示されて復元される様子がわかりますが、早いときは数秒で完了します。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

無事復元が完了しました。画像の上には、WordPress7.0が利用可能です!という表示が出ているところを見ると、6.0に戻っているように見えます。

【プラグイン】BackWPupの設定方向から外部ストレージに保存、復元する方法

更新画面を見ると、バックアップを取ったWordPress6.0に無事戻っていることがわかります。また、隠れていますが、プラグインも以前の未更新の2が見えていますので、問題なく以前の状態に戻りました。

これで復元方法は以上になります。

まとめ

どんなに強固に見える大手企業のレンタルサーバーであっても、絶対安全とは言い切れません。

万が一のトラブルが起きたときに、バックアップが手元にあるかないかで、その後の結果が全く違ったものになります。

バックアップは毎日ではなくてもいいので、万が一のために外部ストレージへのバックアップ設定を1日でも早くやるようにしてもらえたら嬉しいです。

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WordPressのバックアップは、ただファイルを保存するだけでなく、トラブル発生時に「確実に元の状態へ復元できること」がゴールです。プラグインの相性や外部ストレージの容量管理など、確実な運用には専門知識が欠かせません。

TEDASKでは、開発歴11年・のべ600件以上の技術支援実績を持つToshi Seitoが、あなたのサイトに最適なバックアップ環境の構築や、再発防止を含めたトラブル救済を行っています。ビジネスの命綱であるデータを、プロの手で強固に守りませんか?

この記事を書いた人
Toshi Seito

TEDASK代表
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