こんにちは。
埼玉県川口市でWordPress専門でホームページ制作を行ってる、Toshi Seitoです!
今回の記事は、Envato marketで購入した海外製のWordPressテーマをデモのようにする方法についてお伝えしようと思います。
この記事を書こうと思ったきっかけは、Time Ticket経由でご依頼いただいたお客様からのご依頼で、
まさに海外テーマを買ったけどデモのようにできないので、お手伝いをお願いしたいという事で承りました。
その時に実際に行ったことを書こうと思います。
因みに、Envato marketとは、海外製のWordPressテンプレートからHTMLのテンプレートなど恐らく世界一WordPressテーマが販売されているサイトです。
しかしながら、Envato marketに販売されているWordPressテーマは全て英語なので、日本語フォントが対応していないため、オススメできる場合とオススメ出来ない場合があります。
》Envato marketのサイトを見てみる(Theme forest)
購入する前にテーマにデモインポートの情報があるかを必ずチェック
大前提ですが、本来はデモを簡単取り込む機能があるかをチェックする必要があるのですが、もう既にテーマを購入されている方がほとんどだと思いますので、デモのインポートが出来るテーマなのかをチェックしましょう。
先ず、海外テーマを購入したEnvato marketに移動して、自分の購入したテーマにデモのインポート機能があるかを確認します。
例えば、このテーマの例で説明します。

そしてこのページ内で、「demo」というキーワードで検索してみます。

そうすると、R.Cole Key features(R.Coleのテーマの主な特徴)の所に「One click demo install」と書いてあるのが分かりますよね。
これが、デモのインポート機能になります。
海外有料テーマの場合私が知っている限りではほとんどデモのインポート機能が付いています。
それは、デモのようにするのが大変であるのと、デモで出来たページを入れ替えるだけでトップページを制作出来るようにしているためです。
ですので、今一度購入したテーマにデモのインポート機能があることを確認してみましょう。
必ずバックアップを取る
デモのインポート機能があることが分かったら、デモのインポートの為の作業を進めて行きますが、
必ず作業前には元に戻せるようにバックアップをとる癖を付けましょう。
初心者の方にオススメしているバックアッププラグインは
「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」です。
使い方に関しての記事は今準備中ですが、ボタン一つでバックアップと復元が出来るので、非常に使いやすいです。
デモのインポートの後に全くインポートが上手くいかなくて、「やっぱり他のテーマにしよう」と決めた場合、
バックアップを復元することで、クリーンな状態で再度サイトを構築できます。
逆に、デモのインポートが中途半端なままで別のテーマにしてしまうと、大量にページが出来てしまっているので、削除だけで相当な労力になってしまいます。
ですので、必ず元に戻せるようにバックアップを取っておきましょう。
推奨のプラグインを全てインストールと有効化
バックアップが終わったら、次にする事は推奨プラグインのインストールと有効化です。
もしご自身で既に必要だと思って入れたプラウグインは停めて下さい。
ただし!気を付けて欲しいのは、SSL関連のプラグインは例外として停めないで下さい。
せっかくSSL化をしたのに、SSLを解除してしまった状態でデモのインポートをしてしまうと、SSL化が上手くいかないことがあるからです。
推奨プラグインの表示は大体の場合「外観」→「Install Plugins」にあります。

Install Pluginsを開いたら、何も考えずに一旦すべてインストールします。
インストールが終わったら、今度は全て有効化「active」にします。

このプラグインの中には例えば、Googleフォントや、WooCommerceというECサイト用のプラグインがありますが、とりあえず今は有効化にして下さい。
そして、全てのデモインポートが終わったら不要なプラグインを停めるようにします。
いよいよデモのインストール(インポート)
推奨プラグインのインストールと有効化(active)が完了したら、いよいよデモのインストールです。
デモのインストールするパターンはいくつかパターンがあります。
- 外観のメニューの中に「Demo install」があるパターン
- 外観のメニューの「Theme Option」からインポートするパターン
- ツールの「インポート」からデモファイルを使ってインポートするパターン
外観のメニューの中に「Demo install」があるパターン
このパターンの場合、先程のテーマの例の、「One click demo Install」という機能があれば外観のメニューに表示されているはずです。
その場合、demo installのページにいけば、簡単にインストール出来るようになっています。
このときに注意した方が良いのは、必ず「All import(全てインポート)」や「Entire import(全てインポート)」など全部のコンテンツをインポートするという項目を選ぶということです。
たまに、部分的にインポート出来るようになっているデモインポーターがありますが、基本的には全コンテンツインポートしたほうが確実です。
外観のメニューの「Theme Option」からインポートするパターン
あまりこのパターンは見たことがありませんが、外観のメニューの中に無い場合はTheme Optionの中にインポート機能が無いかを確認してみましょう。
もしあればそこから、ワンクリックなどで簡単にインストールできるはずです。
ツールの「インポート」からデモファイルを使ってインポートするパターン
前の2つのように、外観のメニューにデモのインストール用のページが無い場合は、ダウンロードしたZipファイルの中にDemoというフォルダやファイルがある可能性があります。
その場合は左のメニューの「ツール」→「インポート」の機能からデモのインストールを行う事になります。
WordPressのインポート機能を使おうとすると、一旦自動でプラグインのインストールを始めるのでインストールを行います。
その後、対象のファイルをアップロードして、インポートを行います。
このときも、必ず「全てインポート」することを忘れないで下さい。
インポートを辛抱強く待ちます
インポートが始まったら、焦らず待ちましょう。
海外のテーマは、基本的に気合いが入っておりファイルサイズも結構なボリュームです。
直ぐにインポートは終わりませんので、気長に待ちます。
といっても10分とか長くて30分とかかなと思います。
もしそれでも、全然動かなくなったら、、、それでも1時間くらいは待ってみると良いですよ。
トップページを表示してみる
トップページを表示してみるとどうでしょうか?
もし、上手くいっていれば、デモと全く同じ様に表示がされているはずです!
結構感動しますよ!
不要なプラグインを停める
もし、トップページが問題なく表示され、他の固定ページも元のサイトのデモと同じ様に表示されている場合は、不要なプラグインを停めていきましょう。
不要なプラグインの代表は、先程もお伝えしたWooCommerceというECサイト構築用プラグインですね。
プラグインを一旦停めてみると、停めているときにエラーは出ますが、どの機能を使っているプラグインかが分かるので、それはそれで試しにやってみると良いですよ。
上手くいかないときに疑うこと
どのタイミングで上手くいかないのかによりますが、もしインポートのダウンロードで止まってしまう場合に疑われるのは、サーバーのスペックです。
激安サーバーなどは使っていませんか?
今は安くて高機能なサーバーは沢山ありますが、それでも月額利用料が250円を切るようなサーバーをご利用の場合はスペック不足で、インポートが追いついていないかも知れません。
もしくは、推奨以外のプラグインを使っていませんか?
インポートの段階では、推奨プラグイン以外のプラグインは停めて下さい。
あくまで、全く同じ条件にしてインポートしないと上手くいかない場合があります。
今回の海外テーマのデモインポートのお手伝いをご利用頂いたお客様の声
タイムチケットでのレビューをいただきました!

まとめ
今回は海外テーマのデモインポートについて説明してきましたが、海外テーマのデモインポートをする際のポイントは
- デモの簡単インポートの機能があるかをチェック
- バックアップは必ずとること
- サーバーはそれなりのスペックは必要
- 推奨プラグインは全てインストール
- インポートするときは必ず全コンテンツをインポートすること
です。
海外テーマでデモ通りに表示が出来ない場合はぜひ参考にしてみて下さいね。
もし、それでも自分でやるには難しい場合は、スポットで構築のお手伝いも承っていますので、こちらもご利用下さい。
以上、「WordPressで有料海外テーマを買ってデモ通りにする方法」でした!
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