こんにちは!
埼玉県川口市のWordPress専門制作所のToshi Seitoです。
今回から、WordPressの基本的な設定から公開までの流れをシリーズでお伝えしていこうと思っています。
今回はWordPress立ち上げ後の設定方法になります。
WordPressの立ち上げに関しては、別の記事で書いていますのでまだWordPressを立ち上げていない人は先にこちらの記事をご覧下さい。
【ロリポップ編】超初心者のためのドメイン取得からSSL化、WordPressのインストールまで
【エックスサーバー編】超初心者のためのドメイン取得からSSL化、WordPressのインストールまで
ダッシュボード(管理画面)にログイン
ダッシュボードのログインはサイトのドメイン/wp-adminとなります。
例)https://web.tedask.jp/wp-admin
インストールして始めてログインするとこの画面が表示されます。
なんだか難しそうな画面ですよね。
本を読みながら作業される方も居ると思いますが、順番に作業をして少しずつ慣れていきましょう。
先ずは更新から
画面左の黒背景のメニューに数字が書いてありますね。
この数字は、WordPress内の機能で更新が必要な数です。
Windows Updateと同じ様に、このWordPressもセキュリティの更新や機能が増える度にこうして更新の通知が出ます。
この更新は常に運営者自身で行います。
立ち上げたばかりのWordPressでも、インストールしたWordPressが少しでも古いとこうして更新通知が出ている場合があります。
この場合は、「更新」のメニューをクリックして更新画面に進みます。
画面が変わって、もし同じ様に「WordPressの新しいバージョンがあります。」というメッセージがあったら、「今すぐ更新」をクリックしましょう。
記事を書いている時点で最新のWordPressはバージョン5.5です。
更新が終わると、ようこそ画面が表示されます。
このWordPressの更新は、あくまで更新通知が出ていた場合に行って下さい。
そして、もう一度左メニューの「更新」をクリックして下さい。
そうすると、WordPress以外にも更新があるのでそちらも更新してしまいます。
ちなみに、テーマの上にあるプラグインの方は、後で追加と削除もしますのでここでの更新は不要です。
更新についてはこれで以上になります。
不要プラグインの削除と必要なプラグインの追加
不要なプラグインの削除
左メニューのダッシュボードをクリックして管理画面のトップページに一度戻りましょう。
左メニューの「プラグイン」をクリックして、先ずは不要なプラグインを削除します。
これはインストールした環境によってプラグインの画面が違うと思います。
私の場合は、「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」と「Hello Dolly」というプラグインが入っていました。
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)はスパムメールやスパムコメントを守るためのプラグインですが、Googleのrecaptchaというより強力なスパム防止プラグインを使う為、このプラグインは削除します。
Hello Dollyは管理画面に曲の歌詞を表示する遊びプラグインですので、これも消していまいます。
消し方は、画像のように一気に選択して「適用」ボタンの横のドロップボックスで削除を選択して、「適用」ボタンをクリックする事で一気に削除することができます。
人によっては、これ以外のプラグインが入っている可能性もありますが、ここでは基本的には全部消して貰って大丈夫です。
プラグインは本当に必要なものを最小限に入れるのがセキュリティを守る上での鉄則です。
何のために使っているか分からないようなプラグインは迷わず消して下さい。
プラグインの追加
ここからは必要なプラグインの追加を行っていきます。
プラグインのタイトル横にある「新規追加」をクリックして、プラグインのインストール画面に移動します。
このプラグインのインストールでは、個々のプラグインの設定は別のページで説明していますので、先ずは一気にインストールと有効化だけを進めましょう。
WP Multibyte Patch
プラグインについて:日本語表示のバグを修正する為のプラグイン
使い方:インストールだけでOK
プラグイン追加の画面に移動したら、右上のキーワード入力欄に「wp multibyte」と入力すると、自動で検索されたプラグインが表示されます。
そして、画面左側にでてきた「WP Multibyte Patch」の「今すぐインストール」のボタンをクリックしましょう。
すると、次に「有効化」という青いボタンが表示されますので、クリックしましょう。
有効化が終わると、次の画面になります。
そうしたら、また次のプラグインをインストールするために、タイトル横の「新規追加」をクリックしてどんどんインストールを進めて行きましょう。
Classic Editor
プラグインについて:ブログ記事を書く時の画面(投稿・固定ページ)を、旧ブログ型のエディターに戻すプラグイン
使い方:インストールだけでOK
TinyMCE Advanced
プラグインについて:ブログ記事を書くためのエディターをマイクロソフトのWordのような装飾機能を追加するプラグイン
使い方:インストールだけで基本はOK
Invisible reCAPTHCA for WordPress
プラグインについて:Google製のスパム防止プラグイン。
設定方法:参考(【プラグイン】Invisible reCAPTCHAで簡単にお問い合わせフォームを守る方法)
設定が必要ですが、とりあえずここではインストールと有効化だけして下さい。
All In One WP Security & Firewall
プラグインについて:セキュリティ対策をするためのプラグイン
使い方:設定については各プラグインの設定で説明していますので、インストールだけして下さい。
UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
プラグインについて:WordPressのサイトをまるごとバックアップするためのプラグイン
使い方:設定については各プラグインの設定で説明しています。
Contact Form 7
プラグインについて:お問い合わせフォームを簡単に作るためのプラグイン
使い方:お問い合わせフォームの作り方についてはお問い合わせページ作成の記事で説明しています。(記事はまだ作製中です)
必須プラグインはここまでです。
ここからは必須ではありませんが、推奨するプラグインのインストールです。
ご自身で不要と思うプラグインは入れなくても構いません。
Really Simple SSL
プラグインについて:httpからhttpsに強制的に移動させるプラグイン
使い方:インストールのみで設定は不要
All in One SEO Pack
プラグインについて:SEOの内部対策を簡単に行えるプラグイン
使い方:設定については各プラグインの設定で説明しています。
EWWW Image Optimizer
プラグインについて:不要な情報を消して画像の圧縮を行うプラグイン
使い方:インストールのみで設定は不要
Table of Contents Plus
プラグインについて:目次を自動で表示させるためのプラグイン。ブログで集客をする予定がある人のみインストールして下さい。
使い方:各プラグインの設定でご説明します。
これでプラグインのインストールは完了です。
プラグインの有効化
インストールしたときに「有効化」を都度行っていたらここの作業は不要ですが、一気にインストールしたプラグインを有効化しましょう。
画像のようにチェックボックスにすべてチェックが入っているのを確認して、ドロップダウンを「有効化」に合わせて「有効化」をクリックして、すべてのプラグインを有効化します。
インストールしたプラグイン背景が青色になったら、有効化されている合図です。
以上で、WordPressの初期設定とプラグインのインストールまで完了しました。
続きは個々のプラグインの設定になります。
どうぞ次の記事も読んで下さいね。
以上、【シリーズ1】初心者のためのWordPress立ち上げ後の設定方法(WordPressの設定からプラグインのインストールまで)でした。
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