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WordPressで無料メールマガジンが出来るプラグインMailPoetの設定方法(自社サーバーでメール送信)

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こんにちは!

川口駅から徒歩3分の、気軽にWordPressを相談できるWEB屋さん、テダスクのToshi Seitoです!

WEBマーケティングではいまだ有効とされているメールマガジンですが、今回はWordPressでしかも無料で使えるメールマガジンプラグインのMailPoetの設定方法についてご説明したいと思います。

このMailPoetは日本語にも変換されており、設定がしやすいのと、ステップメールと不定期に送るDMどちらも対応しています。

メールマガジンを始めようと思っている方にはハードルが低めなので、ぜひ頑張って一緒に設定してきましょう!

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設定状況と設定に掛かる時間

このMailPoetを設定しているときのWordPressのバージョンは5.3.2です。

バージョン4.9でも動作確認は出来ています。

作業に掛かる時間はステップメールの内容などを除くと、大体1時間くらいで出来ると思います。

完成イメージ

MailPoetの設定をしていく前に、完成したらどんな動きをするのかをまず確認しましょう。

設置された状態

よくあるサイドバーがあるタイプのサイトでサイドバーにメールマガジンの登録フォームを配置してみます。
これはサイドバーだけでなく、投稿ページでも固定ページでもショートコードを使って好きなところに配置できます。

メールマガジンMailPoet

お名前とメールアドレスを入力して、「購読する」をクリックするとメールマガジンを有効化にするためのリンクが、登録されてメールアドレスに送信されるようになっています。

メールマガジンMailPoet

メールマガジンを登録した人にはこのようにメールが届きます。

メールマガジンMailPoet

メールを開くと、メールアドレスの確認用のメールマガジン有効化のリンクがあるメールの内容になっています。

メールマガジンMailPoet

メールにあるリンクをクリックすると、購読サンクスページに飛びます。

タイトルは自由に変更できます。

メールマガジンMailPoet

そうすると購読者の方には購読手続き完了のメールが届きます。

メールマガジンMailPoet

ちょっとデザインされたフォーマットになっていますが、メールマガジンが登録されたことを通知するメールが届きます。

メールマガジンMailPoet

この後は、ステップメールもしくはDMでメールマガジンを送信していくようになりますが、今回はまずここまで設定で出来るようにしましょう。

必要なページとWordPressの設定

今回このメールマガジンの登録をしてもらうにあたって、必要なページがあります。

それは次の3つのページです。

  • メールマガジン購読完了ページ
  • メールマガジン購読キャンセルページ
  • メールマガジン購読キャンセル完了ページ

完成イメージでも画像でご説明しましたが、登録されたメールアドレスが本当に使われているものかを確認するために、確認用のメールを送り、リンクをクリックしてもらう事でメールマガジンが正式に登録となりますが、そのリンクをクリックした時に表示するページが登録完了ページです。

そして、メールマガジンが始まったら今度は購読をキャンセルするための購読解除申請ページと、キャンセルが完了した後に表示する、購読解除完了ページも用意しなければ行けません。

各ページの作り方

登録完了ページと購読キャンセルページの作り方は特に難しいことはなく、固定ページで新規作成でページを作成します。

メールマガジンMailPoet

予めこうしてページを作っておいて、MailPoetの設定で登録完了後のページとして設定します。

WordPressの設定

今回はMailPoetでメールマガジンをフォームで登録して貰う必要があるので、WordPressの一般設定で「だれでもユーザー登録ができるようにする」にチェックを入れる必要がありますので、忘れずに設定を行います。

メールマガジンMailPoet

MailPoetのインストール

プラグインの新規追加に移動して、「mailpoet」と検索すると、最初に表示されます。

メールマガジンMailPoet

インストール後に有効化にしてインストールは完了になります。

MailPoetの設定

MailPoetをインストールしたら、まず設定をしてきます。

基本的に日本語に翻訳されているので、ご自身で理解できればどんどん進めて良いかなと思います。

基本設定

ちょっと長いですが、赤く囲んだ部分が設定する所になります。

メールマガジンMailPoet

デフォルトの送信者(From):これは送信元のメールアドレスになります。もしいつも使っているgmailが良いという場合は、GmailでもOKです。むしろ迷惑メールに振り分けられにくいかも知れません。

デフォルトの送信者(Replay-to):これは実際はどこから送られてきたかというものなので、Contact form 7と同じ様にwordpress@サイトドメインでも良いと思います。

登録フォームで購読:デフォルトではチェックが外れているので、チェックを入れます。これは登録フォームを使って登録するかどうかの選択です。

チェックすると、入力欄が出てきますが、「」の入力欄については、クリックすると「私の最初のリスト」というリストが出てきますので、それを選択します。

そうすると、私の最初のリストは登録フォームによって登録されたユーザーがどんどん追加されるようになり、リスト全体にDMを送ることができるようになります。

:購読中止ページは、先ほど固定ページで作った購読キャンセル完了ページを指定してください。

統計通知、 :これはメールマガジンに登録した人がいたり何かしらの通知があるときに送って欲しいメールアドレスを指定してください。

登録フォームで購読:このサイトでは登録ができません。

もし登録フォームで購読の所が「このサイトでは登録が出来ません」と表示されている場合は、一般設定の「だれでもユーザー登録ができるようにする」のチェックを忘れている可能性があるので、チェックを入れて更新してから、MailPoetの設定を行いましょう。

サインアップ承認

サインアップ承認とは、存在するメールアドレスかを確認するために登録フォームで登録後に、自動でメールを送信して、届いたメールのリンクをクリックしてもらう事でメールマガジンを有効化する仕組みです。

メールマガジンMailPoet

:メールの内容は既に雛形があると思いますので、そこから編集するようにしましょう。[activation_link][/activation_link]のタグが有効化にするためのリンクなので、消したりタグの文字を書き換えたりしないようにしましょう。

承認ページ:承認ページは先程作った固定ページの「購読完了ページ」を指定してください。

全て設定したら「設定を保存する」をクリックして設定を完了します。

送信方法

送信方法では、メールの送信をWordPressをインストールしているサーバーから送信するのか、それともMailPoetのメール送信サービス(有料)を使うかを設定します。

メールマガジンの重要度にももちろんよりますが、可能であればMailPoetのメール送信サービスを利用するのをおすすめします。

メール送信サービスと、WordPressからのメールを送信する大きな違いは何かというと、簡単に言うとメールの到達率迷惑メールとして振り分けられにくさだと思ってください。

メールマガジンのようにメールを一度に大量に送信するメールの場合、それが顕著に表れます。

今回はあえて、WordPressで送信する方法を記載しますが、もしご自身で試験をして迷惑メールに届くようでしたら、MailPoetのメール送信サービスを検討しましょう。

MailPoetの設定
MailPoetの設定

方法:メール送信をするホスティングを選択します。(変更なし)

あなたのウェブホスト:変更無し

送信頻度:1日に送信する最大数を選択しますが、こちらはレンタルサーバーの仕様を確認して可能な範囲で設定しましょう。(因みにエックスサーバーでは2022年3月9日時点で、1日15,000通までとなっています。)
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_mail_spec.php

送信方法をテストする:この入力欄には恐らく、WordPressをインストールしたときに登録したメールアドレスが表示されていると思います。このとき、Gmailなどが設定されていると間違いなく迷惑メールとして振り分けられてしまうため、サイトの独自ドメインで作成したメールアカウント(レンタルサーバーのメールアカウント作成が必要)のメールアドレスで送信するようにしましょう。
例では、mailという独自ドメインで作成したメールアドレスを設定しています。

入力して、メールが迷惑メールに振り分けられることなく届いていたら、問題ないと判断できます。※

※このとき迷惑メールに振り分けられなくても、今後も可能性はありますので、常にチェックは必要です。

高度な設定

高度な設定では、一箇所だけ設定の変更を行います。

MailPoetの設定

ニュースレタータスクスケジューラ(cron):この項目は、メールマガジン送信をどのタイミングで実行するかを決める設定です。初期状態では「あなたのウェブサイトへの訪問者(推奨)」となっていますが、アクセスが少ないサイトでは、この設定ですとアクセスが発生するまで実行しないということになってしまいます。

これは何故かというと、WordPressは自動でプログラムを実行するという機能がそもそもないため、ホームページのアクセスをきっかけにプログラムを実行するという事しか出来ないためです。

ですので、アクセスが少ないサイトでは、「サーバーサイドクーロン(Linux クーロン)」にチェックを入れる必要があります。

設定は特に必要ありませんが、「このオプションを使用するには、このコマンドをcrontabに追加してください。」という説明文のしたの入力欄をまるっとコピーしておいて、メモ帳などに貼り付けておいてください。

そのコピーしたコードは

php /home/aaaaaa/bbbbbb/cccccc/wp-content/plugins/mailpoet/mailpoet-cron.php /home/aaaaaa/bbbbbb/cccccc/

こんな感じだと思いますので、それをサーバーの管理画面のCRONの設定ができる所に登録します。

ただし、Xserverをお使いの場合は、この先頭の部分のコマンドがPHPのバージョンによって変わります。

お使いのPHPのバージョンが7.4系であれば、以下のようになります。

/usr/bin/php7.4 /home/aaaaaa/bbbbbb/cccccc/wp-content/plugins/mailpoet/mailpoet-cron.php /home/aaaaaa/bbbbbb/cccccc/

※a、b、cは使っているサーバーによって変わります。

MailPoetの高度な設定

画像はエックスサーバーでの設定例です。

サーバーパネルからログインして、「Cron設定」をクリックするとこの画面になります。

分の所は「*/10」と設定していますが、これは10分ごとに実行という設定です。

実行するコマンドは、「コマンド」に先程コピーしたコードを貼り付けます。

入力したら、「確認画面へ進む」で設定を登録して完了します。

もしサーバーがエックスサーバーでない場合は各サーバに公式の説明がありますので、特にコマンド(先頭のPHPの部分)に注意して設定して下さい。

Lollipopサーバー

cronの設定方法 - ロリポップ!レンタルサーバー
ロリポップ!レンタルサーバーのご利用マニュアル 「cron設定」 について説明したマニュアルページです。

さくらインターネット

お探しのページは見つかりませんでした | さくらのサポート情報
お探しのページは見つかりませんでした。さくらインターネットのサポート情報を掲載しています。

カラフルボックス・mixhost(Cpanel管理画面系)

cronの設定方法
cronを使用して、お客様の設定したスケジュールで指定したコマンドを実行することができます。 1.cPanelにログインします。cPanelへのログイン方法につきましては、こちらをご参照下さい。 2.「詳細」の「Cron

ウェルカムメール(ようこそメール)

ウェルカムメールとは、先程のメールアドレスの確認をしてメールマガジンを正式に登録した人に送るありがとうメールのようなものです。

それではメールを設定していきます。

左メニューの「MailPoet」→メールをクリックします。

そうすると、下のような画面になりますので、「新しく追加する」をクリックします。

メールマガジンMailPoet

ようこそメールというメニューがあるので、「セットアップ」をクリックします。

メールマガジンMailPoet

そうすると、条件を決めることが出来ます。

標準だと下の画像と同じ設定になっているかと思いますが、下の画像の条件だと

・購読申込があったときに、リストに追加されている人に、登録してすぐに送信という条件になっています。

メールマガジンMailPoet

問題なければ、次をクリックします。

次はデザインテンプレートを選ぶ画面になります。

ここでは個人的には、シンプルなテキストを選んだ方が良いと思います。

メールマガジンにあまりデザイン性を求める習慣が日本にはなく、どちらかというと飾らずに文章で必要な情報だけを提供した方が良いかなと思うので、ここではシンプルなテキストから1カラムテンプレートのものを選びます。

メールマガジンMailPoet

そうすると雛形が入った状態になっているので、不要な部分は削除して、文章を書き換えると良いかなと思います。

ブロックエディタ型なので1から作るには慣れるまでちょっと練習が必要ですが、とりあえず雛形にある文章を書き換えるやり方でも全然良いかなと思います。

メールマガジンMailPoet

こんな感じでしょうか。

メールマガジンMailPoet

完了したら、「保存して」右下にある「次」をクリックします。

最後の設定になりますが、ここは確認だと思ってください。

下の画像では、gmailが設定されているためメールが届かないかも知れないと警告が出ています。

送信元とサイトドメインが違う為こういう警告が出ます。

これは、もしドメイン用のメールアカウントがあるのでしたらそれを使うことを推奨しますが、gmailでも届いているのは確認していますので、ご自身で試してみてどのメールアドレスを使うかは決めて下さい。

メールマガジンMailPoet

もし設定に問題が無ければ「有効にする」をクリックして、全ての設定を完了します。

ようこそメール一覧をみると、今作ったようこそメールが追加されているのが分かりますね。

メールマガジンMailPoet

これで、MailPoetの設定は一通り完了になります。

因みに登録してくれたユーザーさんは購読者というメニューを見ると一覧に表示されます。

ステップメールのやりかた

それではステップメールのやり方について簡単に説明します。

ステップメールは実は先程作ったようこそメールで作成します。

手順はようこそメールと全く同じです。

ただし、一つだけ違うところがあります。

それは送信タイミングです。

メールマガジンMailPoet

先程作成したようこそメールについては、登録後すぐに送信でした。

ですが、今回の場合はステップメールなので、登録後1日とか登録後2日という風に設定していけばそれがステップメールとして送信されるようになります。

MailPoetにはステップメールという機能はありませんが、登録後の日数でメールを送れるように出来るので、ようこそメールをステップメール代わりに使いましょう。

不定期のメールマガジンのやりかた

不定期に送信するメールマガジンもサラッと触れたいと思います。

メール新規作成をクリックしたら、ニュースレターを作成するをクリックします。

メールマガジンMailPoet

これ以降は、ようこそメールと同じです。

最後の設定だけ画面が違うので簡単に説明します。

WordPressメールマガジン

赤い部分で囲んだところは今までと同じ様に必要事項を入力して下さい。

ようこそメールと違う部分は、最後の配信スケジュールのところで、この作製したメールをいつ送るか配信予約が出来ます。

配信予約を適宜設定したら、スケジュールをクリックして、送信されるのを待ちます。

不定期メールマガジンの設定については以上です。

まとめ

MailPoetは無料でしかも導入も非常に簡単なプラグインです。

外部のメールマガジンのツールを使ってリンクを飛ばすよりも、購読希望者にとっては同じサイトで完結するのでハードルが低くなります。

また日本語が対応しているというのもメールを送る方もだいぶ気持ち的に楽なのでは無いかなと思います。

メールマガジンを初めて見ようかなと言う方にはおすすめですので、ぜひ導入をしてみて下さい。

自分で導入するのが難しい人は

テダスクではこのMailPoetの設定代行を行っています。

メールマガジン用のメールアドレスを作製したり、細かいところでこだわると初心者の方にはちょっとハードルが上がるところがあります。

そういったことはプロに任せてしまうのが一番安全です。

もし、MailPoetの設定やその他のカスタマイズなどが必要でしたらぜひテダスクにご相談下さい。

この記事を書いた人
Toshi Seito

TEDASK代表
WordPressに関する相談実績のべ300件以上、タイムチケットでのWordPressの立ち上げお手伝いのチケット販実績240件以上!WordPressのカスタマイズから、WEBサービス制作、ホームページ制作のご相談はお任せ下さい。

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