こんにちは!川口のWEBやさんTEDASKのSeitoです。
ブログを長年書いていると参照したWEBサイトのリンクが変更されたりWEBサイト自体が削除されたりでリンク切れが発生することがあります。
このリンク切れは手動で常日頃チェックするのは現実的ではないので、たまたま気付いたときにリンクを直すことになりますが、プラグインのBroken Link Checkerを使うことで自動で定期的にリンク切れをチェックすることができます。
リンク切れはユーザビリティ的にもSEO的にもマイナスですので、放置はおすすめできません。
今回はBroken Link Checkerのご紹介と、使い方について簡単にご紹介します。
Broken Link Checkerのインストール
まずはBroken Link Checkerをインストールしましょう。
プラグインの新規追加を開いて検索窓で「Broken Link Checker」を入力すると、プラグインが表示さるので「今すぐインストール」をクリックします。インストールが完了したらそのまま「有効化」をクリックします。
そうすると左メニューに「Link Checker」のメニューが表示されますのでマウスのカーソルを合わせます。
「クラウド版[新]」と「ローカル版[旧]」と2つメニューが出てきますので、「ローカル版[旧]」をクリックします。
Broken Link Checkerのクラウド版とローカル版の違い
先ほどはローカル版を選択しましたが、クラウド版とローカル版との違いは何かというと有料版と無料版の違いで、有料版はリンクチェック機能の他にクラウドのキャッシュ機能(CDN)や画像圧縮などのサイトスピード改善機能が含まれています。
その機能が必要であれば有料版を利用されても良いと思いますが、キャッシュ機能については他のプラグインを使うなどしてBroken Link Checkerにまとめる必要は無いのかなと思うので、ローカル版を基本的におすすめしています。
Broken Link Checkerの設定
それでは設定を見ていきます。
「設定」タブをクリックします。
そうすると「一般」、「含まれるリンクを探す」、「チェックするリンクの種類」、「プロトコル&API」「高度な設定」とタブが表示されます。
項目の内容については基本的にデフォルトのままで問題ありませんが、設定が必要な物があれば設定しましょう。
一応「リンクエラーにカスタム CSS を適用する」の意味をだけ確認しておくと、リンク切れが起きたときにそのリンク文字に訂正線が表示される設定です。
このような感じで訂正線が表示されます。
もしこの設定をしているにもかかわらず訂正線が表示されなければ、「CSSを編集」をクリックして、line-throughの後ろに半角スペースを入れて!importantを追記します。
もし、「含まれるリンクを探す」、「チェックするリンクの種類」、「プロトコル & API」、「高度な設定」を一通り確認して必要なオプションがあれば設定しましょう。
リンクエラーの対応について
もしリンクエラーが発生した場合WordPress管理者にメールが届きます。
このようなメールです。
メールが届いたら速やかに対応しましょう。
念のために再確認する
リンクエラー一覧の画面に移動します。エラーが発生したリンクにカーソルを合わせると、メニューが表示されるので、念のために何もせずに「再確認」をクリックします。
これは、たまたまサイトのアクセスしたタイミングでサイトのアクセスがうまく行かずエラーが出る場合があるのでやっておきます。
それでも404 not foundが出た場合はリンク先のページが存在していないのは間違いないので、エラー対応をします。
404 not foundエラーは新しいリンク先を設定するか削除で対応
404 not foundエラーの場合は前述の通りリンク先が存在しないということなので、同じページの内容のリンク先を探してそれがなければ、それに変わるリンクを張ります。代わりになるようなリンクがない場合はリンクを切ってコメントを入れるか、そもそも消してしまうかの対応をします。
今回の例で具体的に作業を見てみます。
まずは現在リンクエラーが起きているため、リンクに訂正線が入っているのが分かりますね。リンク切れが起きているのは「ビックリひな祭り公式ホームページ」というページなので現在のリンク先を検索で探してみます。
そうすると検索結果から公式サイトが出てきて、アクセスしてみると新しいURL(http://kounosubina.under.jp/)になっていることが分かります。
新しいURLをコピーして、エラー画面に戻りURLを編集します。
今回の場合はリンクテキストもURLなのでどちらも新しいURLに書き換えて「更新」をクリックします。
未チェックと表示されるので、「再確認」をクリックします。
すると200 OKとなればリンク先につながったことが確認できたので、これで対応完了です。
その他のエラー対応
残っているエラーも対応していきます。
つぎは「500 Internal Server Error」というエラーです。50X系のエラーはサーバーの処理でエラーが発生した場合に発生するエラーですが、あまり深く考えなくても大丈夫ですので、一旦設定したリンク先をクリックしてみます。
すると問題なく表示されました。ただアドレスバーをよく見てみると設定しているURL「http://www.e-menkyo.co.jp/bike」に対して「https://www.e-menkyo.co.jp/entry/bike/」というURLで表示されているのが分かります。これは古いURLから新しいURLにサイトの方でリダイレクトという、自動で新しいURLに移動されるように処理をしているためです。
そのため500というエラーが表示されていました。
この場合も404 not foundと同様に新しいURLに更新して対応します。
「リンクを編集」をクリックして、新しいURLを入力し「更新」をします。
ステータスが200 OKになれば完了です。
リンクエラーの対応で注意が必要なリンク
最後に注意が必要なエラーをご紹介します。
Adobe、Facebook、Instagram、Google関連サービスのページについては、基本的にリンクエラーが出ます。これはページの表示方法が特殊なためで、JavaScriptを使って表示している場合に発生するエラーです。
画像ではInstagramとFacebookがエラーになっていますが、実際にアクセスしてみると問題なく表示されます。
そういった場合は、「リンクエラーではない」をクリックします。
するとエラーが消えて、エラーの項目も消えます。
このように実際は表示されるがエラーとして判定されるリンクもあるので、実際に確認した上で対応しましょう。
まとめ
今回はリンク切れを自動でチェックするプラグインを紹介しましたが、リンク切れはサイトを運営していれば割と頻繁に発生するので、ブログをやる上では必須なプラグインです。
リンク切れはGoogleの評価にも影響する可能性があるので、こまめに対応するようにしましょう。
以上、「【プラグイン】Broken Link Checkerで貼り付けたリンクのリンク切れを自動チェックしよう!」でした!
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