川口市のWEB屋テダスクのSeitoです。
今回はSEO対策のプラグインとして有名なAll In One SEO Packの設定について説明していきたいと思います。
2022年版としたのは、一度このサイトでもAll In One SEO Packの設定の記事を書いたのですが、それが古いバージョンの設定だったため、今回新しい説明記事として作成したためです。
それでは早速設定を始めていきましょう。
- All in One SEO Packをインストール
- All in One SEO Packで設定できる事
- 「一般設定」/「一般設定」の設定
- 「一般設定」/「ウェブマスターツール」の設定
- 「一般設定」/「パンくずリスト」の設定
- 「一般設定」/「RSS コンテンツ設定」の設定
- 「一般設定」/「高度な設定」の設定
- 「検索の外観」/「全体設定」
- 「検索の外観」/「コンテンツタイプ」
- 「検索の外観」/「タクソノミー」
- 「検索の外観」/「画像SEO」
- 「検索の外観」/「アーカイブ」
- 「検索の外観」/「高度な設定」
- 「ソーシャルネットワーク」/「ソーシャルプロフィール」
- 「ソーシャルネットワーク」/「Facebook」
- 「ソーシャルネットワーク」/「Twitter」
- 「ソーシャルネットワーク」/「Pinterest」
- 「サイトマップ」/「一般的なサイトマップ」
- 「サイトマップ」/「サイトマップHTML」
- 「サイトマップ」/「RSSサイトマップ」
- ローカルSEO対策について
- 投稿や固定ページでのSEO設定
- All In One SEO Pack設定のまとめ
All in One SEO Packをインストール
プラグイン→「新規追加」のページを開いたら
「all in one seo」
と検索をします。
プラグインが見つかったら「今すぐインストール」をクリックしてインストールを完了します。
All in One SEO Packで設定できる事
All In One SEO Packですが基本的に無料で使えますが、ライセンスを購入しないと設定できない項目もあります。
個人的には無料版で十分だと思っていますので、今回は無料で設定できる項目について説明していきます。
ちなみに、ライセンス購入が必要な場合設定画面でこのような表示がでます。
こういったライセンスが必要という画面がでた場合は、設定項目を飛ばして設定可能な項目をしっかり設定していきましょう。
「一般設定」/「一般設定」の設定
このページでは前述したライセンスを購入した場合にライセンスコードを入力する画面ですので、無料版で利用する場合はこのページは何も入力しなくて大丈夫です。
「一般設定」/「ウェブマスターツール」の設定
このページではこのホームページの所有者を確認するための設定ができます。
ここの設定ではGoogleアナリティクスのコードを設定して、Googleアナリティクスとの連動の設定をすると思って頂ければ大丈夫です。
クリックすると今度は「雑多の検証」というよく分からない項目が出てきますので、ここにはGoogleアナリティクスのコードを入力します。
ご自身のコードが分からない場合は、Googleアナリティクスのページに飛んで確認しましょう。
もしGoogleアナリティクスのプロパティの作成のまだの場合は、こちらの記事を参考にGoogleアナリティクスプロパティを作成しましょう。
【2021年最新版】WordPressにGoogleアナリティクスを導入する方法
設定が完了したら「変更を保存」をクリックしましょう。
「一般設定」/「パンくずリスト」の設定
パンくずリストというのは、ご存知の方も多いかともいますが、よくブログに表示されている自分の見ている記事の居場所を示してくれる階層構造を表示する機能を言います。
例えばこの記事で言うと
これですね。
ただ、このAll In One SEO Packで設定しようとしているパンくずリストはサイト自体に表示するパンくずリストではなく、Googleに伝えるためのパンくずリストになります。
このようにGoogle検索の時に表示されるパンくずリストです。
それでは設定ですが、これは標準ではオフになっていますが、そのままでOKです。
というのも説明を読むと「この設定をオンにしなくても(Googleに伝える)パンくずリストは自動で生成されます。」と表記されていますので、このままでOKです。
実際に表示するパンくずリストもAll In One SEO Packで作りたい場合に、オンにすると細かい表示の設定が出来るようになりますが、よく分からない方はここは特に設定しないでおきましょう。
「一般設定」/「RSS コンテンツ設定」の設定
RSSというのは、簡単に説明するとブログ記事などにある画像の要素を排除しテキストのみ配信する仕組みで、Feedlyなどの専用のアプリケーションを使って登録しているブログのコンテンツを効率良く記事情報を取得する事が出来ます。
この「RSSコンテンツ設定」では、RSSで記事を取得する人に、付加情報として何か付けたければ設定する項目になります。
初期設定で「コンテンツ後のRSS」には記事のリンクとサイトのリンクが付加されるように設定されていますので、特にここで設定する必要はありません。
「一般設定」/「高度な設定」の設定
高度な設定では標準で適切な設定がされているため、特別な理由が無い限りはこのままの設定で問題ありません。
「検索の外観」/「全体設定」
区切りタイトル
Google検索結果ので表示の設定ですので、お好みで変更して下さい。
特に必要なければこのままでも大丈夫です。
ホームページ
このホームページというのは別の言い方をするとトップページの事を言っています。
つまりトップページのSEOの設定をする項目です。
プレビューという項目が今の設定で検索結果に表示される状態になります。
ここで必要な設定があるとしたら、メタ説明の項目で、標準では「キャッチフレーズ」という項目が入っているかと思いますが、このキャッチフレーズというのは「設定」→「一般」のページにある「キャッチフレーズ」を表示する事を言っています。
なので、このキャッチフレーズとは違う言葉を入力したい場合などは、キャッチフレーズを消して、ホームページの概要をしっかり書く方が良いかなと思います。(推奨は160文字)
このホームページの項目で設定した、タイトルやメタ説明で設定した文章はGoogle検索の説明文に表示されるようになります。(確実に表示されるわけではありません)
ナレッジグラフ
ナレッジグラフは、Googleマイビジネスを設定している人であれば設定した方が良い項目です。
Googleマイビジネスの詳しい説明はここではしませんが、GoogleマイビジネスはGoogleマップに自分の会社、店舗などを表示したい人が設定するGoogleマップ用の機能です。
このGoogleマイビジネスを設定していると、ホームページとのひも付けをGoogle側で検索結果としてやるわけですが、その検索結果をより精度を高めるためにこの設定を行います。(ローカルSEO設定とも言います)
ですので、Googleマイビジネスに登録をしていない場合は不要かなと思います。
また、電話番号は個人で使っている番号は特に入れないようにして下さい。(あくまで事業用の電話番号を入力すること)
「検索の外観」/「コンテンツタイプ」
コンテンツタイプは標準で推奨設定になっているため、特に設定の変更は不要です。
「検索の外観」/「タクソノミー」
タクソノミーも標準で推奨設定になっているため、特に設定の変更は不要です。
「検索の外観」/「画像SEO」
画像SEOも標準で推奨設定になっているため、特に設定の変更は不要です。
「検索の外観」/「アーカイブ」
アーカイブも標準で推奨設定になっているため、特に設定の変更は不要です。
「検索の外観」/「高度な設定」
高度な設定では、一箇所だけ設定の変更をします。
「メタキーワードを使用する」が標準では「いいえ」になっているので、「はい」に切り換えます。
これは、ブログを各ページ(投稿や固定ページ)でキーワードを個別に設定できるようにする設定です。
この個別の設定については記事の後半でお伝えしますので、今は設定だけして下さい。
「ソーシャルネットワーク」/「ソーシャルプロフィール」
ソーシャルプロフィールではご自身のSNSと連動することで、このサイトの所有者をGoogleに知らせる仕組みです。
ですので、お持ちのSNSのプロフィールページのURLをここに入力します。
一つだけ気を付ける必要があるのが、Facebookの入力欄でここは個人のFacebookプロフィールではなく、企業やお店が個人のFacebookとは別に作るFacebookページのURLということです。
「ソーシャルネットワーク」/「Facebook」
Facebookの設定では主にOGPの設定をしていきます。
OGPというのは、SNSなどで記事を共有したときに表示するための機能で、その画像や文章をここで設定します。こんな感じのやつです↓
フェイスブックの一般設定
画像のように「デフォルトの投稿画像ソース」を「アイキャッチ画像」に変更します。
これはブログを書く時にアイキャッチ画像を設定すると思いますが、そのアイキャッチ画像を表示する画像としてここで設定します。
他の項目についてはそのままの設定で大丈夫です。
ホームページ設定
ホームページ設定は先程と同じで、トップページの設定です。
トップページがFacebookやTwitterなどでURLが共有されたときに表示する画像を、タイトル、説明文を設定します。
画像はトップページのメイン画像やトップページのスクリーンショットなど、なんでも良いかなともいます。
タイトルは「検索の外観」/「全体設定」/ホームページで設定した内容と同じで良いと思います。
プラスボタンをクリックすると入力欄に追加されますので、もし分からなければ画像と同じ設定で大丈夫です。
説明も同様にトップページの説明文を入力しましょう。
オブジェクト型はサイトの種類や事業内容に合わせて選択して下さい。
「ソーシャルネットワーク」/「Twitter」
Twitterの設定はFacebookで変更や設定した内容と同じです。
Facebookで設定した内容をそのままコピーしましょう。
「ソーシャルネットワーク」/「Pinterest」
Pinterestでは特に設定不要です。
「サイトマップ」/「一般的なサイトマップ」
一般的なサイトマップでは、推奨設定になっているため、特に設定は不要です。
「サイトマップ」/「サイトマップHTML」
サイトマップHTMLは、推奨設定になっているため、特に設定は不要です。
「サイトマップ」/「RSSサイトマップ」
RSSサイトマップは、推奨設定になっているため、特に設定は不要です。
以上で、無料版でできる範囲のAll In One SEO Packの設定を完了します。
次は投稿や固定ページでのAll In One SEO Packの使い方について説明します。
ローカルSEO対策について
All In One SEO Packを見ていると「ローカルSEO」という有料ライセンス版の設定メニューがあります。
これはこの記事の中でも説明しましたが、Googleマイビジネスを設定していない場合は不要な設定ですが、もしGoogleマイビジネスを設定している場合は設定した方が良いことは間違いありません。
そこで、有料版にしなくても良いように、ローカルビジネスを設定する方法を記事でまとめていますので、必要な方は以下の記事を参考に設定してみて下さい。
投稿や固定ページでのSEO設定
投稿や固定ページはその記事ごとにSEOの設定をしていくことになります。
それでは投稿や固定ページでのAll In One SEO Packの設定について見ていきます。
※画像例はブロックエディタ版ですが、クラシックエディタも設定項目は同じになります。
記事を書くエディタの下の方に「AIOSEO設定」という項目があります。
ここから下が設定項目になります。
このAIOSEOの設定は大きく2つです。
「Generalタブ」→「Meta Description」
このMeta Descriptionというのは、トップページのSEOの設定でやったことと同じで、検索結果の説明文に表示させるための文章をここで設定します。
入れる内容は、記事の概要が良いとされていますので、160文字以内で入力しましょう。
「Advancedタブ」→「Keywords」
Keywordsはこの記事でテーマとしているキーワードを入力します。
今回の記事の例では「WordPressのエディタの使い方」という記事タイトルなので、画像のようなキーワードを設定しています。
このキーワードは多くて3つと私はいつも決めています。(キーワードを沢山いれても一つ一つのキーワードの重みが薄まるため)
もしこのKeywordsという項目が表示されないという方は、この記事の「検索の外観」/「高度な設定」の設定を確認してみて下さい。
All In One SEO Pack設定のまとめ
以上でAll In One SEO Packの終わりますが、設定項目が多くてよく分からない人も多いと思いますが、この基本的な設定で特に問題ありません。
ただし、SEOというのは設定で順位が上がるという簡単なものではないことを知っておいて下さい。
SEOというのは、基本的に記事の中身や、悩んでいる人に対して解決に導いているのかなどそういった総合的なものを見た上で順位の変動が起こります。
ですので、SEOに関する設定はこれで終わりにして、より良いコンテンツを作る事にフォーカスしていただければと思います。
もし設定やWordPress全般的に分からない事があればレクチャーも行っていますのでご連絡下さい。
以上、「【プラグイン】2022年版All In One SEO Packの設定方法(項目ごとに設定説明有り)」でした!
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